雪の中の塀
今日雪が15cmほど降りました。子どもたちは大喜びで近所の公園にそり持参で遊びに行き、べちゃべちゃになって帰ってきました。子どもたちが遊んでいる中、母は黙々と家の周りの雪はねをしていました。今日の雪は重くて意外に重労働でした。
この写真では見えづらいですが、秋に作った外塀のてっぺんに父ちゃんが板金屋さんに頼んでガルバを貼ってもらいました。これで雨にも雪にも負けない塀になりました。板金屋さんがガタガタだった高さを直して下さり、よりかっこよくなりました。心配していた下からの雪の吹き込みは雪を少し盛ることで防ぐことができそうです。・・それにしても塀なのにちょっと完璧を求めすぎ?!と思うのは私だけでしょうか・・
ところで、先日水野建設さんから送られてきた「木と共に暮らす」を読んで思うところがあったので、ここに書かせていただきますね。
「家」というのは人間が一生の大部分を過ごす「居場所」ですよね。その「家」が病気の原因になってしまう「シックハウス症候群」が一時問題になり、その反省から低ホルムアルデヒドやF☆☆☆☆建材を使った住宅が推奨されるようになりました。だけど、その「低」は「ゼロ」ではなく、「F☆☆☆☆」もあくまでその時代の基準であり、絶対的なものではありません。現在はあまり「シックハウス」は騒がれなくなりましたが、人間の免疫力が下がっていたり、精神的にもろくなり「うつ」など精神疾患にかかる人が多くなったりしているのは、食べ物ばかりでなく、建材によるものもあるのではないだろうかと思うのです。
だからこそ、もっと「無垢材」が注目されてもいいと思います。「無垢材」といえば「値段が高い」と思われがちですが、庶民にも手の届くものもちゃんとあるのです。無垢材フローリングは一切接着剤も防腐剤も使いません。そして、十勝に住む私たちの身近にはカラマツやナラなどすばらしい木材がたくさんあります。外国から運ばれてくる防腐剤を含んだ木材を使う必要などないのです。
「家」を建てようとしている「建主」はもっと勉強が必要だし、建設する「施工業者」も自信をもって健康住宅を建てる知識と技術を発揮してすばらしい家を提案して施工していただきたいと思います。「建主」にとって施工業者とのおつきあいはそう長くはないかもしれないけれど、「家」とはほぼ一生のおつきあいになるのですから。