2009年6月14日

マイマイ蛾でオーマイガッ!!

マイマイ蛾の幼虫
昨年の秋、十勝北部を中心にマイマイ蛾が大量発生して、ちょっとしたパニックになりましたよね。
そのマイマイ蛾は子孫を残そうと必死に産卵し、それを人間もこれ以上増やしては大変と必死で駆除したものの・・その結果もむなしく、春からマイマイ蛾は孵化してしまい、幼虫がさまざまな種類の樹木にたかって成長し、わが町の薬局の殺虫剤が売り切れてしまうほど皆さんがんばって駆除していました。

そう、我が家も例外ではなく、植えたばかりのりんごやプルーン、栗、はなみずき、ブルーベリーの苗木にマイマイ蛾の幼虫がいらして、まだまだ小さい葉っぱをむしゃむしゃと食していたのです。まだ2-3mm程度の大きさの時には毎朝確認しては、手でつぶして駆除していましたが、友人に「小さくても毒があるから素手でつぶしちゃだめだよ!」と忠告されて、手袋をはめてつぶしていました(もちろん、心の中で「マイマイ蛾さん、ごめんね」って言いながらですよ・・そういえば、素手でつぶしてた時は手じゃなくて体のあちこちがざわざわと痒かったなあ・・)

そして、もう大丈夫!我が家からマイマイ蛾は撤退した!と自信を深めていた頃・・今まで一度もたかったことの唯一なかった樹高2mほどの「シーベリー」の木をふと見ると・・1~2cmにまで成長したマイマイ蛾の幼虫がびっしりとたかっていたのです!!!「ぎゃああああああ!!!」と絶叫した私(泣)。スプレーの殺虫剤ではとても間に合わない・・と思ったので農薬(殺虫剤)の「オルトラン」をじょうろにとかして、脚立に乗って散布したのでした。

無事、2-3日でマイマイ蛾の幼虫は姿を消し、ほっとしました。無農薬栽培のロハスな私の農園に初めて農薬が散布されてしまった事件簿でした・・