2009年9月24日

外塀完成!

塀完成!
父ちゃんがインパクトドライバで組みました。
 昨年引っ越して初めて迎えた冬。予想はしていたけれど、それ以上に雪が吹き溜まってボイラーの給排気口がふさがってしまい、我が家は一酸化炭素中毒のピンチに陥ってしまったのです。
 周りは野原なのでいつかは塀を作ろうと話してはいたのですが、「命」が一番大事ということで、先に吹き溜まり防止のための外塀を作ることにしました。
 塀の基礎だけは狂ってしまいやすいのでプロの造園業者に頼みましたが、うわものは自分たちで作ることにしました。木材は我が家建築時にもお世話になった「瀬上製材所」さんからカラマツ材(B品)を格安で提供していただき、塗料は水野建設さんにお世話になりました。
 家の外壁とデザインをそろえる意味で、「サドリンクラシック」という木材保護着色塗料を塗ることにしました。これがけっこうお高くてびっくりなのですが、品質がいいということなので使いました。主に塗料を私が塗って、父ちゃんが柱を立てたり、インパクトドライバを使って組み立てました。
 右側はボイラの給排気口に雪が吹き溜まらないように幅の広い板を使い、左側は夏場の風通しを良くすることと、カーポートとのデザインの一体感を考えて「すかし」にしました。雪が降るようになったらトタンかなにかを取り付けて風が入らないようにしようか・・と言っていますが、とにかく冬を経験してみないことにはわかりません。
 子どもたちも手伝ってくれたり、家族で約1ヶ月かけて作り上げた外塀です。上手下手関係なく、みんなで力を合わせてできたことが嬉しかったです。社長、かっちゃん、けんちゃん、やりましたよ!


2009年8月9日

ロハスなおこ農園


今年の春から暇を見ては野菜を植えてなんとか農園らしくなりました。苗ものは、ナス、トマト、ミニトマト、キュウリ、ピーマン、ネギ、ニラ(知り合いのおばさんに頂きました)、ナンバン、カボチャ、パセリを植えました。種ものはチンゲンサイ、ビタミン菜、春菊、水菜、ニンジン、トウキビ、枝豆、ササゲ・・などなどを蒔きました。


しかし今年は春の低温と風害、6.7月の低温と雨でプロの農家の方でさえうまくいかないのに、我が農園がうまくいくわけがありません。菜っ葉ものはなんとか食べれましたが、トマトは花さえあまり咲かず、受粉も思うようにいきませんでした。今朝、やっとナンバンと赤しそを刻んでしょうゆ漬けにしました。


今私の実家の父母が来ていて、私の野菜作りの師匠である父が荒れ果てた農園を立派な農園に仕上げてくれました。秋野菜も蒔いてくれました。内地もんなんで除雪スコップを土通しに活用して「便利やわ」と一言・・ありがたいことです・・


今年も恐れていた「マイマイ蛾」が異常発生中です。春に町を挙げてがんばって駆除したのに、とほほ・・です。羽化が去年より早いですね・・我が家の周辺もみなさん昼間から虫取り網や殺虫剤でなんとか駆除しようとがんばっておられます。どうなっちゃうんでしょうね・・

2009年6月14日

マイマイ蛾でオーマイガッ!!

マイマイ蛾の幼虫
昨年の秋、十勝北部を中心にマイマイ蛾が大量発生して、ちょっとしたパニックになりましたよね。
そのマイマイ蛾は子孫を残そうと必死に産卵し、それを人間もこれ以上増やしては大変と必死で駆除したものの・・その結果もむなしく、春からマイマイ蛾は孵化してしまい、幼虫がさまざまな種類の樹木にたかって成長し、わが町の薬局の殺虫剤が売り切れてしまうほど皆さんがんばって駆除していました。

そう、我が家も例外ではなく、植えたばかりのりんごやプルーン、栗、はなみずき、ブルーベリーの苗木にマイマイ蛾の幼虫がいらして、まだまだ小さい葉っぱをむしゃむしゃと食していたのです。まだ2-3mm程度の大きさの時には毎朝確認しては、手でつぶして駆除していましたが、友人に「小さくても毒があるから素手でつぶしちゃだめだよ!」と忠告されて、手袋をはめてつぶしていました(もちろん、心の中で「マイマイ蛾さん、ごめんね」って言いながらですよ・・そういえば、素手でつぶしてた時は手じゃなくて体のあちこちがざわざわと痒かったなあ・・)

そして、もう大丈夫!我が家からマイマイ蛾は撤退した!と自信を深めていた頃・・今まで一度もたかったことの唯一なかった樹高2mほどの「シーベリー」の木をふと見ると・・1~2cmにまで成長したマイマイ蛾の幼虫がびっしりとたかっていたのです!!!「ぎゃああああああ!!!」と絶叫した私(泣)。スプレーの殺虫剤ではとても間に合わない・・と思ったので農薬(殺虫剤)の「オルトラン」をじょうろにとかして、脚立に乗って散布したのでした。

無事、2-3日でマイマイ蛾の幼虫は姿を消し、ほっとしました。無農薬栽培のロハスな私の農園に初めて農薬が散布されてしまった事件簿でした・・

2009年5月31日

無垢材フローリングの掃除方法

  シュロ箒とリボス社のホームワックス&クリーナー
我が家はカラマツの無垢フローリングなのですが、最初どのように掃除したらいいのか悩みました。
あんまり掃除機でガーガーすると床に傷がつきそうで嫌だし、かといってダスキンモップの薬剤は合わないし・・
で、考えたのが、昔ながらのシュロ箒を使っての掃き掃除&雑巾での水拭きでした。まるでお寺で修行しているような感じでした。先に無垢材フローリングを採用したお宅の掃除方法を伺ったら、掃除機&クイックルワイパーとのこと。私っていったい何時代の人間だ?!
そして、M社長からは「たまにならいいけど、あんまり水拭きばかりしてると良くないよ」と言われ、リボス社のホームワックスクリーナーをプレゼントしていただきました。
このリボス。なんとドイツ製でかの有名な教育家「シュタイナー」の16人の弟子達が世界で初めて生産販売した天然自然ワックスなのです!知る人ぞ知る「シュタイナー」と聞くだけでなんだか「ロハス」な感じがしませんか?!
実際使わせていただいたら、よくある樹脂系のワックスのにおいで酔ってしまう私が全く酔わず、嫌なにおいが全くしません。手についても無害です。クリーナーとしてもたんぱく質汚れや油以外はきれいに拭き落とすことができます。ワックスとしては無垢材に自然な柔らかなつやがでるように思います。原液の薄め方によってクリーナーになったり、ワックスになったりするのもおもしろいです。月に一回程度使っています。
卵や油などの汚れはちょっと落ちづらいので、そこは無垢材の特権で紙やすりでこすってから、クラフトオイルを少し塗りこむとすっかりきれいになります(合板ではこの技は使えませんね)。
今のところ、こんな感じで掃除していますが、他にいい掃除方法があったら教えてくださいね。

4月末、忙しい仕事の間をぬって、水野建設の若たち?がキツツキのつつき痕の補修に来てくださいました。他にもプロの目で見て手を入れたほうがいいところなど丁寧に手入れしてくださいました。どうもありがとうございました。これから夏に向かって暑くて大変でしょうが、新しい現場の仕事もがんばってくださいね!応援してます!!

2009年4月25日

幸せの使者?!

アカゲラさん
昨年の秋の朝、子どもたちとご飯を食べていたら「コツコツ、コツコツ・・」と二階から不審な音が鳴り響きました。「おばけ?!」「・・こわーい!!」と子どもたち。母は決死の覚悟で二階の外を見に行くと・・一羽の鳥が羽ばたき近くの電柱にとまったではありませんか。電柱には頭が赤・黒、おなかが白い鳥がとまっており・・
「キツツキだああああ!!」と母絶叫。子どもたちも「なに!きつつきいい!!」と大喜びで見に来ました。朝の珍事件を主人に報告すると「死んだおやじがキツツキの来る家は幸せになるって言ってたよ。」と普通に喜んでおり、私も「そっかあ・・幸せになれるんだあ」と単純に喜んでいました。・・が、それ以来彼?だか彼女?だかはほぼ毎朝、そして時々昼飯時に現れては「コツコツ、コンコンコン」と我が家のカラマツ外壁をつつきにくるようになり、若干の掘り痕を残し去っていくのでした。さすがの私も外壁が穴だらけにされては・・とあせりはじめました。それからというもの「コツコツ」が聞こえると速攻で外に飛び出しキツツキさんに「キツツキさん、私は幸せにはなりたいのですが、すみませんがすぐ近くにあるカラマツとかしわの木においしい餌があるにちがいありませんから、そちらの方に行って頂けませんでしょうか?」などと丁重にお引取り願っていたわけです。実家の父などは「そんなんではあかん!石でもぶつけておどかしたらもう来なくなるぞ」と言い、M社長は「私がエアガンで撃ちましょうか?」などと言っていましたが、「幸せの使者」だけに私にはそのような手荒い(?!)まねはできません。キツツキ対策をインターネットで調べたり、いろんな方に聞いたりしました。キツツキは猛禽類が天敵なのでタカやフクロウのモビールをつるせばよい(どこで手に入れればいいの?)とか、糸が体に触れるのを嫌がる習性があるので釣り糸をつるせばいい(外壁全部カラマツだから家中にテグスつるすの?!)とか伺ってパニクっているうちに、彼?彼女?は冬に入ったせいか現れなくなってきました。きっとつついてもつついても大好物の虫が出てないのであきらめたのでしょう。
それもこれも「リアルカラマツ住宅」ならではの珍事件なのでしょうね。外壁の保護材の「サドリンクラシック」もキツツキがつついても無害だからこそ、何度も来たのだと思います。つつき痕はそんなに深くはないので、そろそろ自分でできるところはサドリン・・を塗ろうかと思っています。たかああい所は・・社長さんお願いします。。待ってますね。
 しかあし!!春が来て、また時々私をからかいに彼?はまたやって来ました!!でも、もう餌がないのがわかっているのか、他の木をつつく前の予行演習みたいな感じで「コンコン」で終わるので大丈夫かと思います。が、また「キツツキさん、私は幸せになりたいのですが・・」とお願いにあがらなければいけないのかなあ・・と思っている今日この頃です。
 

2009年3月7日

味噌作り


 友人から「ロハス直子」と称号を頂いている私の趣味は味噌作り、漬物作り、家庭菜園、読書、ついでに(?)ミニバレーです。味噌作りに関しては、かれこれ10年以上前に知り合いの農家さんに教えていただいたのが始まりで、毎年「手前味噌」を作っています。しかし、家に不幸があると味噌が酸っぱくなると親戚の方に教えていただいたので、昨年我が家は義母が亡くなったためお休みしました。
 さて、一年ぶりの味噌作り。我が家は調理器具をIHにしたので、アルマイトの大きなお鍋が使えません。そこでプロパンガスと五徳を借りてきて、玄関土間で大豆をことことと煮ました。予算が足りず、薪ストーブやペレットストーブを断念して灯油FFストーブにしたのですが、いつかは玄関土間に薪ストーブを置きたいということで広くとっていたので、大豆を煮るのには最高でした。
 4時間煮て豆がやわらかくなったところに、友人一家が登場。総勢大人2人、子ども4人で煮た豆をミンチャーで潰したり、潰した豆と麹を混ぜたり、樽に漬け込んだり、わいわい楽しく味噌作りをしました。
子どもたちは豆を潰すのが楽しくて我先にやりたがり、樽に味噌団子をたたきつけるように投げ入れる(空気をぬくため)のも競争です。煮豆の甘さに驚き、味噌団子を味見して「わー、味噌の味がする!」と驚いたり・・味噌は日本の味の代表選手。いい「食育」になりました。

とってもありがたい室

手前から大根、玉ねぎ、ねぎ、水菜、じゃがいも、長いもです。
 家を建てるに当たり、「室」が絶対に欲しかった我が家。最近の住宅は高気密高断熱で、床下などに室を作ると温かすぎてじゃがいもなどはすぐに芽が出てしまうので、家の中には室を作ることは難しいとのこと。そこで、水野社長に知恵を絞っていただいて、新鮮空気を取り入れる通気口・・といいますか、軒下の基礎部分に「室」を作っていただきました。
 この部分はコンクリートのベタ基礎と違い、砂利がしきつめられているので程よい湿気があり、温度調節は室のふたを少し開けることで行います。軒下なので、雨や雪にあたることなく野菜を取りに行けますし、夕方帰宅して野菜を取りにいくのに真っ暗な時でも電灯がつくので危なくありません。
 本州の実家の父が家庭菜園が趣味なので、野菜が高くなる冬場にはたくさんの野菜を送ってもらいます。ねぎ、水菜、ほうれん草、小松菜、春菊、白菜、キャベツなどなど・・大量に送られてくるので何週間もかかって大事に食べます。上の写真のねぎと水菜は2週間前に送られてきたものです。どうですか?まだ青々としてますよね。今年はこの「室」のおかげで冬中新鮮な野菜を食べることができて本当に助かりました。おかげさまで家族みんなたいした風邪もひかず元気に過ごすことができました。ありがたいことです。