2009年4月25日

幸せの使者?!

アカゲラさん
昨年の秋の朝、子どもたちとご飯を食べていたら「コツコツ、コツコツ・・」と二階から不審な音が鳴り響きました。「おばけ?!」「・・こわーい!!」と子どもたち。母は決死の覚悟で二階の外を見に行くと・・一羽の鳥が羽ばたき近くの電柱にとまったではありませんか。電柱には頭が赤・黒、おなかが白い鳥がとまっており・・
「キツツキだああああ!!」と母絶叫。子どもたちも「なに!きつつきいい!!」と大喜びで見に来ました。朝の珍事件を主人に報告すると「死んだおやじがキツツキの来る家は幸せになるって言ってたよ。」と普通に喜んでおり、私も「そっかあ・・幸せになれるんだあ」と単純に喜んでいました。・・が、それ以来彼?だか彼女?だかはほぼ毎朝、そして時々昼飯時に現れては「コツコツ、コンコンコン」と我が家のカラマツ外壁をつつきにくるようになり、若干の掘り痕を残し去っていくのでした。さすがの私も外壁が穴だらけにされては・・とあせりはじめました。それからというもの「コツコツ」が聞こえると速攻で外に飛び出しキツツキさんに「キツツキさん、私は幸せにはなりたいのですが、すみませんがすぐ近くにあるカラマツとかしわの木においしい餌があるにちがいありませんから、そちらの方に行って頂けませんでしょうか?」などと丁重にお引取り願っていたわけです。実家の父などは「そんなんではあかん!石でもぶつけておどかしたらもう来なくなるぞ」と言い、M社長は「私がエアガンで撃ちましょうか?」などと言っていましたが、「幸せの使者」だけに私にはそのような手荒い(?!)まねはできません。キツツキ対策をインターネットで調べたり、いろんな方に聞いたりしました。キツツキは猛禽類が天敵なのでタカやフクロウのモビールをつるせばよい(どこで手に入れればいいの?)とか、糸が体に触れるのを嫌がる習性があるので釣り糸をつるせばいい(外壁全部カラマツだから家中にテグスつるすの?!)とか伺ってパニクっているうちに、彼?彼女?は冬に入ったせいか現れなくなってきました。きっとつついてもつついても大好物の虫が出てないのであきらめたのでしょう。
それもこれも「リアルカラマツ住宅」ならではの珍事件なのでしょうね。外壁の保護材の「サドリンクラシック」もキツツキがつついても無害だからこそ、何度も来たのだと思います。つつき痕はそんなに深くはないので、そろそろ自分でできるところはサドリン・・を塗ろうかと思っています。たかああい所は・・社長さんお願いします。。待ってますね。
 しかあし!!春が来て、また時々私をからかいに彼?はまたやって来ました!!でも、もう餌がないのがわかっているのか、他の木をつつく前の予行演習みたいな感じで「コンコン」で終わるので大丈夫かと思います。が、また「キツツキさん、私は幸せになりたいのですが・・」とお願いにあがらなければいけないのかなあ・・と思っている今日この頃です。